今日のおやつ

    京都のお菓子

    京都は日本が誇る観光地。歴史ある古~い古都だけに、いついっても人人人・・・・。京都に観光客が少ない時期はないんじゃないか?!というほど、いつもすごい賑わいです。

    春は桜。夏は新緑。秋は紅葉。冬は雪景色。確かにいついっても絵になる街だけに、やっぱりいろいろな京都の表情を見たくなってしまいますね。

    お寺さん巡りも楽しいですが、やっぱり食べ物も京都を訪れる楽しみの1つ!!京都にあるデパートの地下食料品売り場&スィーツコーナーはそれはそれはえらいことになってます。すぐ京都のお土産といって思い浮かぶのが【八ツ橋】。これは定番中の定番お土産ですよね。

    昔はあのニッキの味が子どもの味覚にはイマイチでしたが、大人になってうまい~とようやく理解できるようになりました。【八ツ橋】と一言で言ってしまってもいろいろあるんですね。最近は【生八橋】が人気ですが、昔は堅焼きせんべいとも呼ばれていた【八ツ橋】もありますし、餡が入っている【餡入り生八橋】もあります。

    八ッ橋の特徴

    一度は日本人なら食べたことがある八ッ橋ですが、改めて八ッ橋の特徴をあげてみましょう。

    材料には米粉・砂糖・ニッキ(肉桂、シナモン)を混ぜて蒸して、薄く伸ばした生地を焼き上げた堅焼き煎餅の一種です。、形は箏(そう)を模しているそうです。ちょっと長方形の形ですよね。ちなみに長軸方向が凸になって湾曲した長方形になっています。

    蒸し終えてから、薄く伸ばした生地を焼かずに一定サイズに切り出したものを「生八ツ橋」と呼んでいます。

    「生八ッ橋」は1960年代に発売が開始されています。中に餡が入っていなくて、純粋に生地だけのタイプと、正方形の生地を二つ折りにして餡を包んでいるものがあります。

    餡だけではなく、最近はチョコレート餡だったり、果物入りだったりとお味もいろいろ。そして生地にもニッキだけではなくて、抹茶味やごまを混ぜているものもあります。

    私たちがよくお店で見かける「生八ツ橋」は真空パックになっていますが、昔の「生八ッ橋」は竹皮で包まれていたんです。もちろんその当時の賞味期限はすっごく短いまさに「生菓子」でした。今でも昔ながらの製法を特徴としているメーカー商品の「生八ッ橋」は、品質保持も昔ながらということで、賞味期限は真空パックと比較すると極端に短くなっています。

    主な八ッ橋のメーカー

    • 聖護院八ツ橋総本店 (玄鶴堂)・・・「聖(ひじり)」「旬菓(しゅんか)」1689年(元禄2年)に聖護院の森の茶店として創業
    • 本家西尾八ッ橋・・・「あんなま」元禄年間に、聖護院の森の黒谷参道に八ッ橋屋梅林茶店として創業。1689年(元禄2年)に八ツ橋の原型が生まれました。
    • 聖光堂八ツ橋總本舗・・・「なまやつ」 1850年(嘉永3年)の創業。そして創業と同時に八ツ橋の製造販売を開始しています。
    • おたべ・・・1957年(昭和32年)から八ツ橋製造を開始。餡入り八ツ橋「おたべ」は1966年(昭和44年)から製造開始。八ッ橋では新顔ですが、勢いある一大勢力になりました。
    • 八ツ橋屋西尾為忠商店・・・「元祖八ツ橋」です。創業は300年。完全手作業で製造と梱包されています。添加物無添加で、直営店のみで販売しています。注文が入ってからの餡を入れて餡入りの販売です。八ツ橋が4角形になっているのも特徴です。
    • 井筒八ッ橋本舗・・・「夕子」や「井筒八ッ橋」で有名。1805年(文化2年)に創業。祇園の茶店で人気だった堅焼きせんべいが「八ッ橋」です。

    洋菓子

    マールブランシュ

    八ッ橋ももちろん大好きですが、京都の北山には京都のマダムたちの憩いの場所です。北山はラグジュアリーなレストランやブティックが立ち並んでいるんです。マダムたちが集まる北山にあるお店【マールブランシュ】のお菓子のお土産なども、女性に大人気です。商品名は「お濃い茶ラングドシャ 茶の菓」です。抹茶色の濃い緑は、ほろ苦い抹茶生地になっていて、中に挟まっているのはホワイトチョコ。ホワイトチョコの甘さとまお抹茶の濃いランドシャ。サクッと口にほうばると、あま~いホワイトチョコと濃いお抹茶のコラボが口の中で広がって、うぬぬぬぬ・・・と忘れられないお味なんですね~。

    5枚入りの「おため」が630円と、お値段もなかなかのお値段ですが、材料もすごい。

    まず使われる茶葉ですが、江戸時代から続く製法で作れられいる茶葉なんです。この製法で、茶葉に『うまみ』と『コク』そして『甘味』がある茶葉で出来上がるんです。この製法は、「本覆茶園」という農法で、光を一定期間遮って出来上がるという茶葉作りにも時間を丁寧に割いているんですね~

    そして、その茶葉をお茶鑑定士が選び抜くんです。お濃茶といのは、「薄茶」よりも「濃茶」の方がお抹茶自体の甘味を感じることができて高級なんです。「お濃い茶ラングドシャ 茶の果」ですので、鑑定士の目にかなったお高い濃茶葉が使われています。そんな選ばれた一番摘みの茶葉をていねいに、ていねいに茶葉から香りが逃げて行ってしまわない様に『石臼』でひいているんです。

    そんなお濃茶を口どけの良いラングドシャにうすーく丁寧に焼き上げられて、出来上がるんです。とっても薄い生地なのに、お味が濃縮されているのでじっくりと味わいたいお菓子です。

    このお菓子は食にうるさいフランス人にも絶賛されていて、フランスのいろいろな雑誌で特集記事に乗せられている程人気なんです。京都に行けば、京都のデパ地下で買うことができるのでまだ未体験でしたら是非おススメです~♪

    そして、このマールブランシュでは京都のお店しか買えないケーキもあります。「スフレミルクロール」「スフレミルクロールお濃茶」です。これはぷっくぷっくのかわいい赤ちゃんのお肌のような肌触りと勘違いしてしまうような、しっとりとしてきめの細かいスフレ生地。そこに生クリームが入っていて、とってもふわっとした食感はあっという間に口の中にとけていぅてしまいます。「スフレミルクロールお濃茶」には練乳風味の生クリームが使われているので、ほわっほわの食感と濃厚な抹茶それに練乳のコレボが楽しめます。軽い口当たりに食感なので、食べても重たくありません~ 普通に女性が1本ぐらい軽くいただけちゃいます。せっかく行くときには是非2本買って二つのお味を堪能するべきですね!

    一条寺中谷

    詩仙堂近くにあり、宮本武蔵の下り松の決闘で有名な京都洛北一乗寺です。ここのお店「一条寺中谷」は京都の和菓子屋さんなんです。でっち羊羹で有名なお店なんですが、ここの「絹ごし緑茶てぃらみす」は1ヶ月~2か月の待ち時間が必要なほど大人気なんです。だんなさんは和菓子さんの息子として生まれて、奥様は結婚する前はパティシエール。結婚されたことを機会にお二人で「和洋折衷菓子」を発表していて大人気になりました。

    パッケージは、京都の定番の手土産「上生和菓子」をいれる杉折箱に入っています。その十八番に豆乳ムースとお抹茶が入っていてスポンジとクリームが層になっています。クリームはまったりとしていますが、口溶けはさっぱり。なのでお腹には重たくなりません。そして一番上には豆乳ムースの真っ白な部分に御豆さんが乗っています。

    お店でイートインで頂くこともできますが、売り切れの場合は潔く諦めましょう!そしてお取り寄せするときに気長に到着するのを待ちましょうね。

    チョコレート

    伊藤久右衛門は京都宇治の平等院の近くにあるお店です。宇治といえば、宇治茶と言われるほどお茶で有名ですがこちらの「宇治抹茶生チョコレート」が大人気です。なんでもホワイトデーのときには4万個も売れたとういう生チョコレートで、女性に大人気の生チョコっです。宇治抹茶のほろ苦みをより際立たせてくれるのが、甘さ控えめのホワイトチョコ。チョコレートと抹茶は最強コンビだな。と実感させられる実力派のチョコレートです。ホワイトデーにこのチョコレートをお返ししたら、女性に喜ばれること間違いなし!そんなチョコです。

    そしてやはり辻利も外せないですね~ 辻利も京都の宇治です。人気があるのが「宇治抹茶ちょこれーとけーき」です。なんと濃厚チョコレートが三重奏になっているですね!一番下にはチョコレートのグランサージュになっていて中間層には抹茶チョコムースケーキ。そして一番上には板チョコ抹茶が乗っているんです。そして別に添えられている抹茶パウダーを食べる前にふりかけていただきます。抹茶に合うものしか選ばれていないスィーツの素材たち。あくまでも主役は抹茶。その抹茶のもつ無限の可能性をスイーツで感じることができます。

    期間限定のお菓子

    期間限定のお菓子といえば、端午の節句(こどもの日)に食べる『かしわ餅』はお約束ですがさすが古都の京都には、『かしわ餅』だけではなく期間限定でいろいろなお菓子があります。

    毎年7月16日の祇園祭宵山の日だけに食べられるお菓子は『行者餅』(ぎょうしゃもち)です。無病息災を願うお菓子ですが1806年(文化3年)に京都では疫病が大流行しました。柏屋光貞の先代が大峰山回峰修行中に夢を見ました。その夢で授かって作ったといわれるお菓子です。型は、行者の篠懸(すずかけ)を畳んだ形になっていて、祇園祭の役行者(えんのぎょうじゃ)が山にお供えをするお菓子です。

    『稚児餅』(ちごもち)は、7月13日に祇園祭の長刀鉾の稚児が位を戴く儀式があります。その儀式は「稚児社参」でお供えされるお菓子です。

    東寺の弘法さん(毎月21日)の前後の3日間の限定で販売されるお菓子が『笹屋伊織のどら焼き』です。ドラえもんが好きないわゆる普通のどら焼きとは違います。このお菓子の発祥は、江戸時代の末期に笹屋5代目の当主の笹屋伊兵衛が東寺のお坊さんから副食になるお菓子を作ってほしいと依頼を受けました。そして、お寺でも作ることができるように。と鉄板の代わりに銅鑼を使うことを考えて作られたのが「どら焼き」の始まりなんです。

    竹の皮に包まれていて真ん中にはこし餡が入っていますがこしあんはやさしい甘さです。秘伝のの皮はもっちもちの歯ごたえです。

    『はなびら餅』は京都伝統のお正月にいただく正月用のお菓子でお雑煮に見立てたお菓子です。中は白みそあんとごぼうが入っていて柔らかいおもち(求肥:ぎゅうひ)に包まれています。

    『嘉祥菓子』(かじょうかし)は、6月16日嘉祥食いの儀式に食べられるお菓子です。仁明天皇が承和から嘉祥に元号を変えた848年(嘉祥元年)6月16日に疫病除けを願って16の数に因んだお菓子を神前にお供えしたことから始まりました。お供えするときには、伊賀餅・味噌松風・浅路飴・武蔵野・源氏籬・桔梗餅・豊岡の里のお菓子で、今でもこの七種類のお菓子です。ちなみに6月16日は和菓子の日です。こちらは1979年(昭和54年)に全国和菓子協会が制定しました。

    6月30日の夏越祓(なごしはらい)にちなんで食べられるお菓子が『水無月」です。三角形の形をしていますが、三角形は氷室の氷をかたどっています。上には小豆があしらわれていますが小豆は悪魔祓いを表しています。小豆の下には、白の葛だったりウイロウだったりします。

    亥の月、亥の日、亥の刻に、多産で丈夫な猪(イノシシ:亥)にあやかろうとして、猪の姿をまねて作ったお持ちを食べて、子孫繁栄無病息災を祈る行事がありました。亥の月(10月:神無月)亥の刻(午後9時ぐらい)です。中国では、亥の刻餅が作られていて中身は「大豆・小豆・大角豆(ささぎ)・胡麻・栗・柿・糖」の7種の粉を合わせて作られていました。中国でのこの亥の刻餅が日本に伝わって、日本でも7種類の粉を併せて猪の姿に似せて作られる様になりました。